情報漏洩じゃん、これ。

 

在職トランスと「通過儀礼としてのカムアウト」~トランスジェンダーについて知っておいて欲しいこと - レインボーフラッグは誰のもの

以下引用(2016/08/02版)

実は事件がニュースとなる数ヶ月前、ある当事者団体のグループカウンセリングの場で本件の当事者から話を聞いていました(口止めというか、釘を刺されていましたが、もうニュースになったし言ってもいいと思います)。
まとめでは、「権利、権利」と職場に請求する、まるでクレーマーのような「当事者」がまた騒ぎを起こしたとでも言いたげな発言があります。そう考えている人は一般の人のみならず、例によって、トランスジェンダー当事者にもいるんじゃないでしょうか。
し かし、彼女が職場に望んだことは「女性として扱ってくれ」などと「要求」めいたものでは全くありませんでした。「扱いは男性のでままいい」「名前も旧名の ままでいい」などという、およそトランスの真逆を行く、それは「控えめ」といより、ほとんど「自己否定」的な「お願い」でした。
トランスジェンダーにとって最大の関心事は「自分の望むままの性別で自由に生きていける」ってことです。みなさん、ちょっと想像して欲しいのです。
「望みの性別で扱ってもらわなくてもいい」という条件で職場の上司に交渉するトランスジェンダーの気持ちを。
グ ループカウンセリングでの彼女の様子は心に傷を負った人のそれでした。さっきした同じ話を何度も繰り返しました。ひとつの要点を聞き出すのに大変な時間を 要する状態でした。そして二言目には必ず「自分が悪いんだ」「自分が迷惑をかけているから」と自分を責めていました。しまいには声が震え、仲間に肩を抱か れる場面もありました。これには、さすがに私も目頭が熱くなり、胸の奥が締め付けられました。
彼女はなるべく目立たないよう、なるべく会社に迷惑をかけないよう、自分を偽る苦しみと引き換えにトランジョンを進めようとしました。でも会社側は様々な嫌がらせを彼女に与え続け、彼女の心は壊れてしまったのだと私は感じました。
この事件は「在職トランス」と言われるものがトランスジェンダー、さしずめ「MtF」にとって、いかに困難であるか物語っている事件だと言えます。

自助グループで得た情報を漏らすなよ……麻布十番でやっていたトランス・セクマイの自助グループ「T's kitchen / Queers Group」を約10年間やってきた自分からすると、全く理解の範疇を超えている。
そこで何があったか絶対に話さないが原則であって、あなた、本人の了解得たの?

人様の情報漏らして、そんなに自分の宣伝したいわけ?有名になりたのよね。